桂冠塾

開催内容 桂冠塾【第73回】

『こころの処方箋』(河合隼雄)

開催日時 2011年5月21日(土) 14:00~17:00
会場 西武池袋線中村橋駅・徒歩5分 サンライフ練馬 第二和室

開催。諸々コメント。

著者の河合隼雄さんは日本を代表する、著名な心理学者であり心理療法家です。
河合氏の著作は数多く出版されていますが今回はエッセーを集めた『こころの処方箋』を取り上げます。
河合さんはユング心理学を日本に紹介し普及した第一人者。日本人に適した手法として箱庭療法を広めた方でもあります。
そうした数多くの臨床経験や心理学の考えをもとに日頃河合さんが感じていることを、身近な出来事を例にひきながら書かれた本書。
多くの方に「そうなんだよね」と共感や新たな気づきを呼び起こしてくれるものと思います。

作者

河合隼雄(1928年6月23日 - 2007年7月19日)
兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。文化功労者。文化庁長官を務める。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。分析心理学(ユング派心理学)を日本に紹介した学者として知られ、「箱庭療法」を取り入れた治療法の実践者でもある。
欧米で学んだ心理療法が日本では適用できないことに気づき、神話や昔話など、日本文化や宗教など幅広い研究を重ね、日本人にあった心理療法を独自の視点で日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。
著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。


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